ヘレナ ( アウグスタ AD324-AD330 )
250年にニコメディア近くで庶民の子として生まれる。270年にコンスタンティウス1世と結婚し、2,3年後には息子コンスタンティヌスが生まれる。 しかし、293年にディオクレティアヌスが帝国の4帝分割を行ったときに、離婚を強いられる。彼女は普通の市民として暮らしていたが、コンスタンティヌスとは連絡を取り合っていたらしい。 コンスタンティヌスが皇帝になってからは様々な名誉を与えられ、特に324年にはファウスタとともにアウグスタとされる。 キリスト教に帰依していたことでも知られ、77才のとき聖地巡礼を行い、エルサレムとベツレヘムに教会を建設させる。ヘレナが聖十字架を発見したという伝説もある。 330年に死亡する。 |
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