クレオパトラ7世 ( エジプト女王 BC51-BC30 )
プトレマイオス朝エジプト最後の女王。カエサルの愛人、アントニウスの妻としても有名。 プトレマイオス朝の伝統通りに弟と結婚し共に王位につくが、弟王にアレキサンドリアから追放されてしまう。そこにポンペイウスを追ってカエサルがやってくる。クレオパトラは自らを絨毯にくるませカエサルへの贈り物として届けさせる。こうしてカエサルとの面会に成功したクレオパトラはカエサルの愛人となり、王位に復する。カエサルとの間には息子カエサリオンが産まれた。 カエサルの死後はアントニウスと結婚し、エジプトを保護させる。オクタウィアヌスとアントニウスが地中海世界の覇権を賭けて戦ったアクティウムの海戦では真っ先に逃げ出し、アントニウスも彼女の後を追って戦線離脱し戦いに負けてしまう。アントニウスは自殺し、クレオパトラも蛇の毒で自殺する。 彼女の死によってエジプト王国は完全に消滅し、エジプトはオクタウィアヌスの支配地となった。 |
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