ウァレンス ( AD364 - AD378 )
328年にパンノニアで生まれる。 364年に実兄ウァレンティニアヌス1世が皇帝になると 共治帝とされ、帝国東部を担当した。 フン族に追われてきた西ゴート族の帝国内への定住を許可したが、 地元の官吏たちが彼らを収奪しようとしたのに怒りが爆発し反乱が おきる。 ウァレンスは378年8月、西帝国からの援軍の到着をまたずに ハドリアヌポリスで東西両ゴート族に決戦をいどみ、 彼の軍隊の2/3とともに戦死する。 これがいわゆるゲルマン民族の大移動の始まりとされる。 |
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