ホノリウス ( 西帝国皇帝 AD395-AD423 )

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honorius_01 obv. honorius_01 rev. Tremissis
12.5mm, 1.41g
AD402 - AD406 , Ravenna

表:ホノリウス 裏:ウィクトリア(勝利の女神)

テオドシウス帝の次男で、父帝没後に西方を担当する。 はじめは摂政のスティリコが彼を補佐していたが、408年に裏切りの汚名を着せられ、処刑されてしまう。
ホノリウスの在位中はゲルマン人の侵攻が絶えることなく、 特に410年には西ゴート王アラリックがローマを侵略し、略奪を行う。 当時、宮廷は要害の地ラヴェンナにおかれていたが、 ローマの陥落は地中海世界全体に衝撃を与える大事件であった。 「ローマがやられた」との報告を受けたホノリウスは ローマと名付けたお気に入りの鶏のことと勘違いして大慌てするが、 鶏のローマではないと知った彼は「なんだ。そのローマか。」と安心したと伝えられる。 これが本当ならとんでもない「バカ殿」であるが、違ったとしても、 そういう話が広まる位の「バカ殿」であったのだろう。 物語イタリアの歴史 藤沢道郎


アルカディウス古代ローマ (ローマ帝国の歴史とコイン)テオドシウス2世


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