ユリア・ドムナ
セプティミウス・セウェルスの妻。カラカラとゲタの母。 シリアのエメサの神官の娘で187年にセプティミウス・セウェルスと結婚。 211年に夫セプティミウス・セウェルス帝が死んだ後、二人の息子カラカラと ゲタが共同皇帝になったが、この二人の仲は険悪で、カラカラは 母ユリア・ドムナの面前で弟ゲタを殺害する。 自分の息子たちの殺し合いを目の前にしたユリア・ドムナの気持ちは どんなものであっただろうか。 想像するとやりきれないものがある。 217年にカラカラが殺されたあと自殺する。 |
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