コンスタンティウス1世 ( AD305-AD306 )
コンスタンティヌス大帝の父。 293年のディオクレティアヌス帝の4帝分割のときに 西方の副帝とされ、305年のディオクレティアヌスと マクシミアヌスの引退時に西方の正帝に昇格する。 クロルス(青白きもの)というあだ名がついており、 健康面で問題があったらしく、306年に病没する。
マクシミアヌスの継子で、コンスタンティウス1世の2番目の妻。 ユリアヌスの祖母にもあたる。 ディオクレティアヌスが4帝分割を行った293年に、コンスタンティウス1世の妻とされる。 彼女がキリスト教徒であったため、ディオクレティアヌス帝によるキリスト教徒に対する迫害が 帝国西部では緩和されたと言われるが、確かではない。 |