ゴルディアヌス1世 ( AD238 )
ゴルディアヌスは裕福な家に159年頃生まれた。 出世は遅かったが、216年頃下ブリタニア総督、 60歳台前半で執政官になる。 238年1月、80歳くらいだったゴルディアヌスは アフリカ総督であった。 テュスドルス現エル・ジェム)で、 マクシミヌス・トラクスの 厳しい税の取り立てに反発した貴族たちに無理矢理 皇帝に擁立される。元老院も彼を支持し、 ゴルディアヌスとその息子ゴルディアヌス2世に 共にアウグストゥスの称号を与えた。 しかし、ヌミディア総督カペリアヌスは ゴルディアヌスを支持せず、この地方唯一の軍団を 指揮して、ゴルディアヌス支持の市民軍を破る。 息子ゴルディアヌス2世はこの戦いで死亡し、 その知らせを聞いたゴルディアヌス1世は自殺する。 父子の共同統治はわずか20日間だったと言う。 |
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