フィリップス・アラブス ( AD244-AD249 )
ゴルディアヌス3世を裏切った親衛隊長が彼。 ゴルディアヌス3世が即位後数年間生きていられたのは、 前任の親衛隊長が忠実であったため。 だが、フィリップスは兵糧不足や作戦の失敗などを ゴルディアヌス3世の無能のせいにし、 軍隊の支持が皇帝から離れるように画策し、 帝位を乗っ取ってしまう。 フィリップス自身は、5年後、デキウスの反乱により 戦死する。
フィリップス・アラブスの息子。 およそ7歳で副帝に任ぜられ、その後正帝に昇格するが、 父帝がデキウスに破れたときに親衛隊によって殺害された。
パンノニア総督セウェルスの娘で、234年ころ未来の皇帝フィリップス・アラブスの妻になる。 キリスト教徒だったとの説もある。 |
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