テトリクス ( ガリア皇帝 AD270-AD273 )
ガリア帝国最後の皇帝。 274年にアウレリアヌス帝にシャロン・スュル・マルヌで敗れ、降伏する。これにより、ガリア帝国は消滅し、ローマ帝国の支配下に戻ることとなった。 テトリクスは敗れたものの殺されることもなく、ルカニア総督の地位を与えられ、安楽な余生を送ることができた。また、彼の息子テトリクス2世も元老院議員となることができた。 このことから、降伏を前提にしてテトリクスの方からアウレリアヌスに侵攻を求めたのではないかとも言われるが、証拠は無い。
テトリクス1世の息子。父帝がアウレリアヌスに敗れたものの許されて、元老院議員の地位を得る。 |
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